副業OKの不動産エージェント『SHERPA』の未経験でもできる仕組みや評判を調査!

いろは

ジャンク主婦いろはです!

ライム

ライムだよんっ

いろは

今回は
不動産エージェントになれる『SHERPA(シェルパ)』について
です!

コミッション料率が業界トップの90%という『SHERPA』。
不動産会社からの独立を検討している人は参加してみるといいかもしれません。

教育体制があるため不動産取引について未経験でも取り組めるようですが、すぐ成果を出すというのは難しい気がします。

引越し好きな顧客を複数確保できないうちは安定収入が見込めない可能性があるので、慎重に検討する必要がありそうです。

いろいろと副業を模索する中で、「不動産エージェント」という少し聞きなれない職業と、

  • 「資格不要」
  • 「副業OK」
  • 「0円起業」

という低いハードルで最大限の報酬を得られると謳っている『SHERPA』が気になったので、調べてみることにしました。

『SHERPA(シェルパ)』は参加者の挑戦を全力でサポートするという不動産エージェントのプラットフォームです。
『SHERPA』のエージェントは全国に300人(2024年1月現在)。
様々な業界、業種の人がエージェントとして活動しています。

ライム

ところで「不動産エージェント」って何?
不動産屋さんの営業の人をカッコよく言ってみただけ?

いろは

ちがうちがう!
不動産エージェントは不動産屋さんの人じゃなくて、不動産取引のサポートをする個人(事業主)のことだよ!

日本でも今後増えることが予想される「不動産エージェント」と、その活動をサポートする『SHERPA(シェルパ)』について調べてみました。

この記事でわかること
  • 不動産エージェントとは?
  • 『SHERPA』の運営会社と創業者の石川倉三氏とは?
  • 未経験者でもできるのか?
  • 「SHERPA」のメリットとデメリット
いろは

では、いってみよー!

目次

ノルマに縛られない『SHERPA』の不動産エージェントとは?

不動産エージェントについて冒頭で簡単に説明しましたが、もう少し詳しく説明します。

不動産エージェントとは?

日本ではまだ一般的ではありませんが不動産会社の営業マンではなく、個人事業主として不動産の売買及び賃貸借契約をサポートする人のことを「不動産エージェント」と言います。

アメリカでは上級資格者として広く知られている不動産エージェント。

物件を売りたい(貸したい)人と物件を買いたい(借りたい)人をマッチングさせ、取引のサポートをします。

いわゆる不動産会社との大きな違いは仲介を行うのが「会社」ではなく「個人」というところ。

  • 不動産会社の営業担当:会社の売り上げやノルマに追われ、自分の思うように動きづらい
  • 不動産エージェント:個人で動いているため、会社の利益やノルマに縛られない

つまり、

不動産エージェントは、不動産会社の営業担当と比べ顧客の満足度を優先した営業活動を行いやすいという点が強味になります。

不動産エージェントと不動産会社の違い

料金面でいうと、不動産会社は会社に仲介手数料の大半が入りますが、

不動産エージェントは直接仲介手数料を受け取ることができます。

出典:SHERPA サービス説明資料

また、不動産エージェントは仲介手数料を自分で決められるので柔軟な価格設定ができるのが大きな利点です。

出典:SHERPA サービス説明資料

不動産エージェントは物件ありきの一般的な不動産会社の営業担当とは異なります。

顧客の抱える不安や悩み、将来的な利益など不動産に関する様々なことに寄り添い課題を解決するコンサルティングに重きを置いています。

つまり、

不動産会社は物件を商品としているのに対し、不動産エージェントはコンサルティングなどのサービスを商品としているという点が大きな違いです。

そして、このような不動産エージェントに未経験でもなれるというのが『SHERPA』です。

不動産エージェントをサポートする『SHERPA(シェルパ)』とは?

◆会社概要

会社名株式会社WANDY
代表者代表取締役 石川倉三
所在地東京都新宿区新宿4丁目JR新宿ミライナタワー18階
設立日2022年2月28日
資本金4,099万6074円(資本準備金を含む)(2023年8月現在)
事業内容不動産エージェントプラットフォーム
ウェブサイト:https://sherpa.estate/agent

オンライン型の不動産仲介サービスを提供している『SHERPA』とは、創業者が石川倉三氏である株式会社WANDYによる不動産エージェントのプラットフォームです。

「不動産エージェント」をリスキリングや働き方の選択肢の一つと考え、チャレンジする方を支援することで不動産業界の人手不足解消を目指すものです。

経験を問わず様々な業界のプロ人材が不動産仲介を行うことで、エンドユーザーにとってこれまでの不動産仲介にない付加価値を提供できると『SHERPA』は考えています。

『SHERPA』を運営する株式会社WANDYの石川倉三氏とは?

引用:https://www.wantedly.com/companies/company_7548570/post_articles/486254?source=related_posts

石川倉三氏について調べてみましたが、詳しいことは分かりませんでした。

見つけたのは以下の情報のみ。

石川倉三氏の経歴

2011年に起業。
カスタマーサクセス専門の会社、株式会社ホームパーティ設立。
2018年に物件会議株式会社を設立。
2022年に株式会社WANDYを設立。

マレーシアと日本の二拠点生活をしている。

石川氏が代表取締役を務める3つの会社のサイトも見つけました。

◆株式会社ホームパーティ

◆物件会議株式会社

◆株式会社WANDY

これらの会社は、「国税庁法人番号公表サイト」で法人番号も確認できましたが、

物件会議株式会社は、2023年6月に「株式会社ホームパーティ」に吸収合併されたようです。

ライム

へ~~
ちょっと珍しい?

『SHERPA』に「不動産仲介業を民主化する」というビジョンがあることはわかりましたが、石川氏がどれくらい実務に携わっているかまではわかりませんでした。

いろは

実務は専門職任せで、思いついたサービスで会社をつくるアイデアマンかもしれませんね

ライム

代表は経営のみって多いよね

現状…、

フリーランスとして不動産業で活躍するには、店舗家賃や人件費だけでなく事務手続きなど多くの壁が立ちはだかります。

いろは

資格を取って独立して、二人で不動産会社を立ち上げた友人がいるんだけど、かなり大変そうだったよ

大まかな業務を挙げてみると次のようなものがあり…、

賃貸契約の場合
  • 集客
  • 内覧
  • 申込み
  • 契約
  • 鍵の引渡し
売買契約の場合
  • 集客
  • 物件の調査・査定
  • 媒介業務
  • 物件の広告
  • 交渉業務
  • 役所調査
  • 契約業務
  • 決済業務

『SHERPA』では不動産仲介に関する難易度の高い業務を『SHERPA』のスタッフが担う事で、不動産エージェントが働きやすくなる仕組みが作られています。

教育と業務のサポート体制

前述したように未経験でも参加可能となっている『SHERPA』には、

教育面と業務面において、エージェントをサポートする体制があります。

教育のコンテンツとしては、オンラインによるメンター制度の導入やテキストや動画によるマニュアル。

出典:SHERPA サービス説明資料

実際にエージェントとして成功している方とセミナーやコミュニティでつながることもでき、具体的な活動方法を学んだり体験談を共有してもらえたりします。

業務サポートとしては、業務中の悩みに対してLINE相談ができ一定の知識や資格が必要な難易度の高い業務は『SHERPA』のスタッフが代行してくれます。

このため、宅建などの資格は必要ありません。

出典:SHERPA サービス説明資料

また、作業場所や商談場所としてSHERPAが契約するオフィスが使え業務に必要なツールの提供もあります。

このツールの中には、不動産会社しか利用できない有料サイト「レインズ」が含まれているとのこと!

出典:SHERPA サービス説明資料
いろは

不動産会社と同じ情報が入手できるのは嬉しいですね!

ライム

個人だと利用できないサイトが見れるんだね!

『SHERPA』の料金は月額20,000円(税抜き)

『SHERPA』の利用料金は「月額2万円(税抜)」となっていました。


出典:SHERPA サービス説明資料

「レインズ」が利用でき、教育や業務サポートなども受けることができるとなるとお手頃価格にも思えますが…、

「年間契約」が条件となっているので申し込むと240,000円(税抜き)が必要になります。

税込価格で考えると、25万円を超えるまとまった額になるので

慎重に検討する必要がありそうです。

次にコミッション料!

コミッション料率は業界トップの90%

コミッションとは「販売手数料」という意味ですが、『SHERPA』のコミッション料率は業界トップの90%となっています。

出典:SHERPA サービス説明資料

つまり、

エージェント支援会社である『SHERPA』への手数料は10%ということになります。

ちなみに、

不動産エージェント支援会社はいくつかあるようですが、説明資料によると副業可能で未経験OKとなっているのは『SHERPA』だけでした。

ライム

他社は専業で経験者のみ…なのかー

出典:SHERPA サービス説明資料

不動産エージェント支援会社の大まかな内容を比較した表によると、『SHERPA』のコミッション料率は他社を圧倒しています。

例えば、家賃10万円の物件を仲介した場合の報酬をC社と比較してみると…、

出典:SHERPA サービス説明資料

支援会社への手数料を省いた自分の報酬(コミッション料)はC社の場合10万円、SHERPAの場合18万円となり8万円も高くなる計算になります。

更に、仲介する対象が売買物件となるとコミッション料による差額はかなり大きくなり…、

仲介物件の数や価格が大きくなるほど、得られる差額も大きくなり収入が増えるということです。

いろは

頑張り甲斐がありそうですね!

ちなみに

『SHERPA』で賃貸物件を仲介する場合の仕事内容は、次のようになります。

STEP
集客

SNSなどで引越し検討者にアプローチ

STEP
物件検索

「レインズ」や物件掲載サイトで物件探し

STEP
内見の日程調整

内見方法を管理会社に確認

STEP
内見

お客様を物件に案内

STEP
SHERPAに業務依頼

契約業務をSHERPAに依頼し、重要事項の説明や契約手続きを代行してもらい契約締結

STEP
鍵の受け渡し

鍵を引渡し、入居を見届ける

いろは

教育体制はありますが詳しい内容は受けてみないと分からないので、STEP 1の詳細がとても気になるところです

ライム

SNSで集客ってちょっと大変そうだけどそのあたりもサポートしてもらえるのかなぁ

申込めばすぐ取り組めるのかと思っていましたが、『SHERPA』のエージェントになるにはリモート面談や審査があります。

資料によっては、リモート面談より審査が先になっているものもあり…、

資料を取り寄せただけの私には分かりませんでした。

教育の中に宅建取得サポートがあれば私も先に進めていたかもしれませんが、内容が私の思っていたものとは違っていたので進めることはしませんでした。

情報収集の一環として、口コミなども探してみました。

不動産エージェントの『SHERPA』の口コミは?

『SHERPA』やそこに所属する不動産エージェントの口コミを探してみましたが、SNS等で見つけることはできませんでした。

『SHERPA』のサイトで紹介されている事例は2つ。

引用:https://sherpa.estate/agent

case1の藤田さんはもともと不動産を見学したり調べたりする趣味があり、少し中国語が喋れたということで…

中国人留学生の引越しをサポートするため、エージェント活動をしているようです。

引用:https://sherpa.estate/agent

case2の田村さんは、トレーニング中のお客様とのやりとりの中で不動産の話題が出ることが少なくなかったことがエージェントを始めたきっかけになったそうです。

2例とも仲介件数や実際に得た収入など具体的な実績についての記載はなく、事例というには少々不十分な内容でした。

外部サイトで口コミを見かけたら追記したいと思います。

『SHERPA』の不動産エージェントのメリットとデメリット

ここで『SHERPA』のメリットとデメリットをあげてみようと思います。

『SHERPA』の不動産エージェントのメリット

  • 未経験でもできる
  • 資格不要
  • 副業で取り組める

未経験でも、副業でも取り組むことができるので、気軽にチャレンジできるのがメリットだと思います。

『SHERPA』の不動産エージェントのデメリット

  • 教育体制はあるが資格は取れない
  • 教材が少ない

難易度が高い業務は『SHERPA』のスタッフが代行するにしても、不動産関係の仕事に宅建はあったほうがいい資格。

宅建の有無は成果に影響する要素だと思うので、取得サポートが教育コンテンツに組まれていないところはデメリットだと思いました。

また、

教育用の業務フロー記事が15本あるということですが、内容は各300文字程度。

教材のボリュームとしては、少し心もとない気がしたのでデメリットとしました。

いろは

動画コンテンツがある、とは言え4500文字で説明できることは限られているような…

ライム

参考までに…、
このページで6500文字くらいだよ

次に向いている方とそうでない方をあげてみました。

不動産エージェントに向いている方

  • 宅建士の資格を活かしたい方
  • 不動産業で独立したい方
  • 引越しが好きな方

上に該当する、不動産業務経験者の方は「不動産エージェント」に向いているかもしれません。

また、自分自身が引っ越し好きという方も向いてそうな気がします!

不動産エージェントに向いていない方

  • 不動産に興味のない方
  • ラクして稼げると思っている方
  • 在宅のみで稼ぎたい方

上に該当する人は「不動さんエージェント」に向いていないと思います。

集客や物件の下見など、それなりに頑張る必要がありそうです。

コミッション率90%の『SHERPA』で不動産エージェントとして活躍してみたい方は、リモート面談で気になることについて質問してみるといいかもしれません。

ということで、この辺りで『SHERPA』についてまとめてみようと思います。

まとめ

今回は副業からのスタートを推奨している『SHERPA』の不動産エージェントについて調べてみました。

調べる中でエージェント募集だけでなく顧客募集のサイトがあることも確認できています。

ただ、顧客の登録状況の開示がなく利用者数が不明で集客に不安を感じたので…、

多数のフォロワーや広い人脈を持たない未経験者が、不動産エージェントで安定的な収入を得るのは難しいように思えました。

集客に自信のある方や不動産会社の営業担当として活躍した実績のある方が「不動産エージェント」を検討するなら、コミッション料率90%の『SHERPA』に参加してみてもいいかもしれません。

不動産エージェントになってみたいという人にとっては、未経験からでも取り組める『SHERPA』は興味深い仕組みだと思いました。

一方で、

自分が不動産を探す際のサポートをどんな方に依頼するだろうと考えると、やはり実績や資格を考慮するので、

未経験の方がまとまった収益を出すのはなかなか難しいように思いました。

他の不動産エージェント支援会社が、専業や経験者であることを条件としているのは、顧客がそれを求める傾向が強いからかもしれないと思いました。

経験が無くてもやる気さえあれば不動産エージェントになれるチャンスがある『SHERPA』は、業界の中でどういう位置づけになるのか、今後の活動状況が気になるところです。

いろは

ご自身が転勤族だったり、お身内に引越し好きがいるという方で不動産エージェントに興味を持たれた方には向いていそうなプラットフォームですね!

ライム

『SHERPA』のサイトに書かれているとおり、参加するなら専業ではなく副業からがおすすめだね

2024年3月で丸2年となる株式会社WANDYの『SHERPA』は、2024年に不動産エージェント1000人の登録を目指すとのこと。

個人的には、スタッフの人数や教材など気になるところがあったので「もう少し内容が充実するのを待つ」という選択肢もありかと思います。

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在宅で出来る副業について気になる方には以下の記事がおすすめ。

ということで、本記事は以上となります。

いろは

最後までお読みいただきありがとうございました!

ライム

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いろは

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いろは

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ということで、いかがでしたでしょうか?

副業って調べてみるといろいろあってなかなか面白いと思いませんか?

少しでもアナタの参考になっていれば嬉しいです!

いろは

以上!
ジャンク主婦いろはでした♪
次に記事でお会いしましょ!

ライム

またね!

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この記事を書いた人

「何のとりえもない私でもできるのかな」と副業で自分の立て直しを目論んでいるジャンク主婦です。ジャンク品は、技術さえあればまた使える可能性がある、ということで…。使える主婦目指してます!

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